外観検査のソリューション
外観検査において、人の目視による検査が一般的ですが、作業者の判定ばらつきにより、見逃しが多く発生します。
また、判定員への負担も大きく、検査速度を速くすることができません。
高速・大量に処理できる従来のルールベースの画像処理では、すべての異常状態のルールを把握してパラメータを設定することが非常に難しく、異常の見逃しの発生が起こりやすくなります。
我々のADFIは、従来のルールベースの画像処理とは異なり、パラメータ設定が簡単で、高精度の異常検知が行える最新のAI技術をWeb applicationで提供しています。
- 複雑なパラメータ設定が不要
- 1クリックで検査閾値の変更が可能


What’s ADFI?
ADFIは、クラウド上にあり、最先端のAIアルゴリズムを搭載した異常検知・外観検査システムです。
数十枚の画像を用意するだけで、短時間でAIの異常検知・外観検査を導入することが可能です。
また、事前に無料で試して検査精度の確認をすることもできます。
検査対象の特徴に応じて、2つのアルゴリズム(Deep Metric Learning、PCA-MSPC)から利用するAIを選択できます。
DML
DML(Deep Metric Learning)は異常検知に適した新しいディープラーニングの手法です。
従来の異常検知技術では対処が困難な問題(例えば、検査対象物体の位置が固定でない場合)でも異常検知が可能です。
ADFIでは、従来のDMLを改良した独自のアルゴリズムを採用しており、自動でパラメータ調整を行い最適化することができるため、専門的な知識は不要です。
特徴
- 汎用性が高い(検査対象物体の位置と形状に制限がありません)
- 学習にかかる時間が短い(10~60分)
- パラメータを自動で最適化可能
- AIや異常検知の専門知識は不要
条件
- 最低20枚(推奨は50枚以上)の正常データと、最低5枚(推奨は10枚以上)の異常データが学習に必要
PCA-MSPC
PCA-MSPC(Multivariate Statistical Process Control based on Principal Component Analysis)は、現在、製造業などで普及している異常検知手法です。
画像内において検査対象物体の位置が固定されている場合に適しているAIアルゴリズムです。
ADFIでは、従来のPCA-MSPCを改良した独自のアルゴリズムを採用しており、自動でパラメータ調整を行い最適化することができるため、専門的な知識は不要です。
特徴
- 正常データのみで学習可能(異常データの準備は不要です)
- 学習にかかる時間が非常に短い(10~30秒)
- パラメータを自動で最適化可能
- AIや異常検知の専門知識は不要
条件
- 検査対象物体の位置と形状が固定であること
- 最低10枚(推奨は30枚以上)の正常データが学習に必要
サービス/仕様表
DML | PCA-MSPC | ||
---|---|---|---|
最低画像枚数 | 正常 | 20枚 | 10枚 |
異常 | 5枚 | - | |
推奨画像枚数 | 正常 | 50枚~200枚 | 30枚~60枚 |
異常 | 10枚~50枚 | 不要 | |
最大画像サイズ | 制限なし(ADFI内部で800x800ピクセル以下に自動でリサイズ処理されます) | ||
検査対象物体の条件 | 条件なし | 位置と形状が固定 |
プラン | Free (無料プラン) | Pay-per-use (従量課金プラン) | Light (月額ライトプラン) | Standard (月額スタンダードプラン) |
|
---|---|---|---|---|---|
AI作成・AIの性能検証の料金 | 無料 | 無料 | 400 USD / 月 (約6万円 / 月) | 1,200 USD / 月 (約18万円 / 月) |
|
外部システムからのAPI利用料金 (AI画像検査の利用料金) | 無料 | 0.01 USD / 回 (約1.5円 / 回) |
|||
AIの学習に利用可能な訓練・テスト画像数 | 500枚まで | 500枚まで | 3,000枚まで | 3,000枚まで | |
外部システムからのAPI利用可能回数 (AI画像検査の利用可能回数) | 無料回数 | 100回 | |||
利用上限回数 | 100回 | 回数制限なし | 200,000回 / 月 (*) | 1,000,000回 / 月 (*) | |
* 利用上限回数を超えた場合、超過分についてAPI利用料金(0.01 USD / 回)が発生します。 |
最先端のAI技術
ADFIは、少ない学習データで高性能な異常検知・外観検査システムを構築することができます。
さらに、従来の異常検知・外観検査アルゴリズムよりも高い検査精度で異常を検知できるので、不良の流出や再検査の時間を減らすことができます。
サーバーやエッジコンピュータを用意したり、高額なAI異常検知・外観検査ソフトウェアを購入する必要はありません。あなたは、クラウド上のADFIのWeb applicationを使用することで、すぐにAIの異常検知・外観検査を導入することができます。初期コストも低く、使用量に応じた料金設定なので、低コストでの運用が可能です。
- 専用機器を必要とせず、AI異常検知・外観検査を導入できます。
- 高い精度での異常を検知できます。
- 最短1日で新しい異常検知・外観検査システムを構築できます。
- 外観検査の導入費用を大幅に削減できます。


サーバー不要

高検知率

簡単セットアップ

低コスト
システム構成
AWSのクラウド上でADFIを提供しているため、インターネット回線に接続することで使用できます。
HTTPSで通信するため、ADFIのAPIは安全に利用できます。
生産工程の制御PC/PLCからADFIのAPIに画像を送信すると、リアルタイムで検査結果が返却されます。

導入フロー
即日トライアル可能。最短1日以内で運用まで実現可能。

USE CASES
DML
PCA-MSPC

布のほつれ検査

ハーネスの配線色検査

食品の割れ検査

食品/材料の有無検査

部品のカラーコードの検査

電子部品のピン折れ・欠け検査

傷・打痕検査

ラベルの有無検査
Try ADFI web app
異常画像に対するAIの精度をADFIのWeb application上で無料でテストすることができます。
サインアップして今すぐADFIを試しましょう。